

フワフッカ
「法医学教授が教えている 死体の授業」という本の中で、肺はスポンジのようにフワフワ、という説明がありました。さらに補足説明として、インドネシアの「グレ」という山羊のスープ料理では、肝臓や腸が沈んでいる中で肺だけがスープに浮いていた、という著者の実体験に基づいた記述もありました。それで思い出したのですが、どこかの飲食店で中味汁を食べた際、スープにプカプカ浮いている肉があったような気がするのです。しかしネットで検索しても中味=モツ(大腸・小腸・胃など)という内容ばかり…。何年か前のことなので当方の記憶も曖昧です。ただ、アジア圏には豚の肺を使った料理が色々あるようで、日本では部位の名称を「フワ」と言うのだそう。さらに琉球の文化が残る鹿児島県の徳之島では「フッカ」と呼んでいるらしい。あまり流通しない希少部位となっている理由は食肉検査の厳しい基準にあるのかもしれません。今度フワ(フッカ)がスープに浮いているのを見つけたら、心して頂こうと思いました。
豚の肺炎
長岡食肉衛生検査センター 新潟県 2022年1月24日更新
と畜解体・カット処理工程
株式会社熊本畜産流通センター








