掲載ページ:えきすぽそうし
掲載日:2025年7月上旬

【えきすぽそうし】は、大阪・関西万博で撮影した写真に琉歌を添えようと思い立ち、七首作成して一週間ほど掲載したものです。琉歌だからなるべくウチナーグチで、と思ってはみたものの想像以上に難しく、最終的にはウチナーグチのみ、日本語のみ、日本語+ウチナーグチ少し、の3パターンが生まれました。

万博へ行ったのは6月。あまりの人の多さに圧倒されてしまい行き当たりばったりな感じで行動していましたが、お祭りの賑やかな雰囲気を味わうことができました。盛況なのはニュースで知っていたものの、「このまま無事に閉幕日を迎えられますように…。」と思いつつ大屋根リングを眺めていたことを思い出し、その時の感情を詠んだのが以下の琉歌です。

想像してみる  「紫微鑾駕」の護符  大屋根の裏で  天に願う

木の柱や梁を見た時に「『紫微鑾駕(しびらんか)』の札が貼ってありそうな雰囲気だ。」と感じ、「ここに集う人々が楽しく過ごせますように。」と願いました。沖縄でも紫微鑾駕の札を見たことがある人は少ないかもしれませんが、とにかく何にでもいいから、守ってくれる存在に感謝したい気分だったのです。

先日、NHKの「解体キングダム」で大屋根リング解体の様子を見て、木材が第二の人生を歩むために作業員の皆さんが奮闘していることを知りました。開幕前、開催中、閉幕後も、万博には未解決含め様々な問題があることは承知していますが、たくさんの人々の思いが染みている木材ですから、これからも幸せな時間を生み出すだろうと思っています。