掲載ページ:空想ジャケット草紙 vol.6
掲載日:2026年5月19日

曲名:世界
UA

NHKの「#バズ英語」を見ていて、「Galaxy Lemonade」なるものが外国で人気だということを知りました。バタフライピーの花から作ったお茶にレモン汁を入れると色が変わることを利用して、鮮やかな色合いのレモネードを作って投稿するのだそうです。バズ英語を見ていると、トレンドに疎くても楽しみながら世界の流行を知ることができます。

今回追想する空想ジャケット、写真はカフェで食べたバタフライピーのゼリーです。ゼリーの上にドラゴンフルーツの果肉が乗っていたのですが、食べ進めていくうちにドラゴンフルーツが無くなり、ゼリーのみになったところを写真に収めました。わずかに残ったドラゴンフルーツの果汁がゼリーのすき間から見えて、何だか幻想的だなぁと感じたのです。ゼリーの一つ一つが生物の細胞のようでもあり、世界を形作っている様々な要素にも思え…。この不思議な感じにピッタリな曲は何だろうとアレコレ探していたら、UAさんの「世界」にたどり着きました。

UAさんの歌声を生で聴いたことが一度だけあります。前回の追想で言及したcobaさんのライブ「マブイオト」にUAさんがゲスト出演していたのです。彼女にしか出せない歌声を浴びて、とにかく圧倒されたことを覚えています。流行りを追いかけることも楽しいですが、自分にしか作れない何かを探し続ける毎日も楽しい。バズ英語を見終わった後にそう思いました。

掲載ページ:空想ジャケット草紙 vol.2
掲載日:2026年4月5日

曲名:TFC(Tresure Finding Cruise)
東儀 秀樹×古澤 巌×coba

アコーディオニストのcobaさんが、毎年ガンガラーの谷で開いているライブ「マブイオト」は何回か見に行ったことがあります。ある年、曲の合間のMCでcobaさんが「Treasure Finding Cruise」命名時のエピソードを話してくれたことがありました。

「TFC」は当然3人の頭文字なのですが、アルバムのタイトルも「TFC55」なので曲のほうにはサブタイトルを付けよう、という話になったそうです。3人で作り出す唯一無二の音楽は宝物、ということでTは ”Treasure”→宝を見つける、ということでFは “Finding” →Cはチャンスかなぁ…と思ったものの、何となくしっくりこない。しかしゆっくり考えている時間はありません。多忙な3人のスケジュールを合わせるのは大変なので、とにかくレコーディングが優先、Cは「チャンス」で決まりかけていたそうです。
ある時、洞窟好きのcobaさんが自ら撮影した洞窟の写真を東儀さんに見せていたところ、東儀さんが突然「クルーズだよ!」と発言。洞窟内に水が流れている様子を写真で見て「Cruise」という単語を思い付いたのでした。他の2人も「いいね!」と賛成して「宝物を見つける旅」となったのだそうです。

今回追想している空想ジャケット、写真はもちろん洞窟内の写真です。実際には大きな船で移動できるほどの水流はありませんが、「Treasure Finding Cruise」命名時のエピソードが印象に残っていたのでこの写真を使用しました。篳篥と笙、ヴァイオリン、アコーディオン、全く違う楽器の奏者がコラボレーションするというのは、楽しいだけでなく”美しい”とも思います。この世のあらゆる境界線、見える境目も見えない境目も越えて自由気ままに行き来する船がもっと増えれば、身近な日常も世界も、平穏になると思いました。

掲載ページ:ちむぐくるnote
掲載日:2024年12月18日

タイトル:アートを見たくなる理由を探していたら

先日「徹子の部屋」に蜷川実花さんが出演されていました。以前、お母様と一緒に出演された回の古い映像も流れたりして、「長寿番組ならではだ。」と思いながら見ていました。時の流れを感じることができるテレビ番組は穏やかで好きです。

2024年11月~2025年5月にかけて南城美術館で開催されていた「蜷川実花展 with EiM 光の中で影と踊る」を見た後、アートを見たくなる理由って何?と思いネット検索していたのですが…。科学的に解説している文章は難しい or 味気ない、で読む気にならず。結局「何でもアリなのだ。」と思うことにして、アール・ブリュットに関するWebページを外部リンクに選びました。撮影OKの展覧会だったので数枚写真を撮ったのですが、”展示” 感があまり無いものを掲載写真に選んだつもりです。

写真+タイトル+文章+外部リンク、というのが「ちむぐくるnote」の型ですが、ガチガチにならないよう意識しています。ゆるさを大切にしているのは「心のメモ」だから。丁寧に書いていたり走り書きだったりと不揃いですが、「心に残ったからメモする」という点は変わりません。もともと「会社の説明以外の ”おまけ” を作ろう。」みたいな ”ふわっとした” 動機で始めたということもあり、静かにゆるりと続けています。

作りたいから作る、見たいから見る、何も知らなくても自由がある。アートさんは心が広いですね、憧れます。