
掲載ページ:ちむぐくるnote
掲載日:2024年12月10日

タイトル:「侍タイムスリッパー」 に心動かされ、会津の歴史を探す
時代劇をこよなく愛する映画人たちが作った「侍タイムスリッパー」。主演を務めた俳優:山口馬木也さんの殺陣シーンには引き込まれました。現代にタイムスリップした幕末の侍が、何とか今の生活に適応しようと奮闘する様子もコミカルで、とても楽しい映画でした。なぜ今この話題を持ち出すのかと申しますと…。
現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟」で、前田利家を演じている俳優:大東俊介さんが、山口馬木也さんとの殺陣シーンについてテレビで感想を述べていたのです。「馬木也さんとの殺陣は、一手一手が刀を通した”会話”のようだった。」若い俳優さんに時代劇の伝統が受け継がれているような気がして何だか嬉しくなりました。
侍タイムスリッパーが上映されていた当時、監督さんはもちろん、制作スタッフさん・俳優さん達のエピソードが色々と語られていました。監督が借金までして映画を作ったというのは有名な話ですが、ポスターに使用した写真について監督が次のように話していたのが印象に残っています。「主演に山口さんを起用するのは決まっていたが、まだ正式決定では無かったため宣伝ポスターはどうしよう…と悩んだ。とにかくお金も時間も無かったので、生成AIに『現代社会にタイムスリップした侍の画像を作って』とお願いしたら結構いい出来だったので、それを使うことにした。」ちむぐくるnoteで使用した画像は、その上にカチンコを付け足したものです。
映画の中で主人公(山口さん演じる本物の侍)が「無念の思いで死んでいった者たちに申し訳が立たん。」と絞り出すように言っていたのが印象的で、帰宅後、ネットで会津藩の歴史について学びました。新政府軍との戦いに敗れた後、生き残った者たちがどれだけ悲惨な生活を送っていたか…。その一端を知ることができたWebサイトを外部リンクに選びました。
悲しい歴史を忘れずに気にかけていた人、これまで時代劇を作ってきた人、時代劇への愛だけで無謀な挑戦を始めた人を支えた人、たくさんの人たちの想いが詰まっている映画です。映画とテレビ、場所は違いますが想いが受け継がれていくのって、いいですね。
掲載ページ:ちむぐくるnote
掲載日:2026年1月4日

タイトル:見知らぬ方へ、おすそわけ
手話を学ぶために利用している動画教材で、例文の中にバリヒンドゥー教の風習「チャナン」が出てきたことがありました。「インドネシアに旅行に行ったら道端に色々置いてあって、めずらしくて写真を撮った。」という内容です。動画を見た時には、チャナンを知らなかったこともあり単純に旅行の話だと思っていたのですが、授業の中でインドネシアの風習だということを知り、興味が湧いて帰宅後にネット検索しました。
沖縄では「ミンヌク」、県外では「水の子」と呼ばれる餓鬼や無縁仏へのお供え物。チャナンの様式はこれらと少し似ているようですが、お盆限定ではなく毎日捧げるお供え物なのだそうです。上に置いたものは神様への感謝を表し、地面に直接置かれたチャナンは悪霊への捧げもの、ということで二種類のお供えを用意する点は似ています。
神様も仏様もご先祖様も、餓鬼も無縁仏も、見えない存在です。天使や妖精、精霊、妖怪に悪魔、名前や特徴は違いますが、み~んな、面識のない方々です。人間は大昔から見えない存在と共に生きてきた、このことをスーッと受け入れることができる人は素敵、いつもそう思いながら生きています。
「ちむぐくるnote」の外部リンクでは説法を選ぶこともありますが、「〇〇という宗教は素晴らしい。」などと言うつもりは毛頭ありません。信仰する宗教や文化の違い、そもそも無宗教、解明できないものは信じない、など人を分ける要素は色々ありますが、「間違い探し」よりも「似ているトコ探し」の方が、楽しくて人生を豊かにすると思います。「KWAIDAN」を書いた小泉八雲さんも、きっと賛同してくれるに違いない。もうすぐシチグァチなので色々考えてみました。
掲載ページ:空想ジャケット草紙 vol.6
掲載日:2026年5月19日

曲名:世界
UA
NHKの「#バズ英語」を見ていて、「Galaxy Lemonade」なるものが外国で人気だということを知りました。バタフライピーの花から作ったお茶にレモン汁を入れると色が変わることを利用して、鮮やかな色合いのレモネードを作って投稿するのだそうです。バズ英語を見ていると、トレンドに疎くても楽しみながら世界の流行を知ることができます。
今回追想する空想ジャケット、写真はカフェで食べたバタフライピーのゼリーです。ゼリーの上にドラゴンフルーツの果肉が乗っていたのですが、食べ進めていくうちにドラゴンフルーツが無くなり、ゼリーのみになったところを写真に収めました。わずかに残ったドラゴンフルーツの果汁がゼリーのすき間から見えて、何だか幻想的だなぁと感じたのです。ゼリーの一つ一つが生物の細胞のようでもあり、世界を形作っている様々な要素にも思え…。この不思議な感じにピッタリな曲は何だろうとアレコレ探していたら、UAさんの「世界」にたどり着きました。
UAさんの歌声を生で聴いたことが一度だけあります。前回の追想で言及したcobaさんのライブ「マブイオト」にUAさんがゲスト出演していたのです。彼女にしか出せない歌声を浴びて、とにかく圧倒されたことを覚えています。流行りを追いかけることも楽しいですが、自分にしか作れない何かを探し続ける毎日も楽しい。バズ英語を見終わった後にそう思いました。
