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業をデザインする美術館

販売されているバラの苗を色々見ていたら、ドイツの認証制度「ADR」の説明が掲示されていました。美しさや珍しさを求めて品種改良を続ける一方で、丈夫で育てやすい品種を見極めるための試験を行う。人間って何かと忙しいですね。―― 同じ日にNHKの番組「デザインミュージアムをデザインする」の再放送を見ていて、ふと自分が作りたい美術館について考えてみたのです。「〇〇が好き」といった何気ない質問から来館者の業(カルマ)を想像し、即興で作品を作る。絵画、映像、音楽、香り、味、光や風、色々な素材で業を表現します。制作者は人間だったりコンピュータだったり。善い行いでも悪い行いでも、その先に待ち受けているのは何か、アーティストとお客さんが一緒に考える空間があるといいなぁと思いました。用意された作品を鑑賞するのではなく、自分の業から生まれた即興アートを鑑賞する、小さくて定まらない美術館です。

人間中心主義とは?環境哲学の基礎をていねいに読み解く   NATURES.
NPO法人 Nature Service  Nature Service Consulting 株式会社   2025年11月1日